久遠の庭の景
2116
2019年にお庭のリフォームをさせていただき、今年宿根草などを植栽させていただいたお庭です。
フロントヤードはイギリスのコッツストーンのウォールが目を引きます。
北海道の第一人者タニゾエヒロキがドライストーン、つまりコンクリートなどを一切使用しない石積み工法により積み上げたたものになります。
手前のパーキングスペースを兼ねたアプローチに使用した煉瓦は溶鉱炉の窯で使用されていたリユース煉瓦になります。厚みが15cmあるので駐車スペースに最適です。
玄関ポーチの煉瓦は江別の米澤煉瓦で焼成されたBC220の1/4サイズを網代(あじろ)貼りしたものです。
面白い表情がでました。
メインガーデンに向けたアプローチ煉瓦は耐火煉瓦のオールドブリックです。
メインガーデンは、飛び石とダストの小径に植栽が絡みます。
7月初旬に植えた植物も旺盛な成長を見せてくれています。
夏季は白と薄い紫の花色がベースにデザインされています。
植栽が入ると庭の雰囲気はガラリと変わります。
年々成長もし、衰退もし、手もかかりるお庭になりますが、その分、手を掛けた分、必ずそれに応えてくれるのが植物の庭のいいところです。
好きになれば知る事につながります。
知ればまたさらにその先を目指したくなります。
負担になるのではなく、癒しの場所になるように無理せず焦らず自分のスピードで向き合えるお庭になるようにとサポートさせていただきます。
今後が楽しみなお庭がまたひとつ生まれました。