三本木のお庭の景
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最初にご相談を受けてお伺いした時に、目の前に飛び込んできたのは樹高20mを超える3本のヤチダモの木でした。
広い敷地の入り口に、多分施主様があえて残されたものだということはすぐにわかりました。
ここに何ができるだろう。というところからお庭作りの構想を広げていきました。
打ち合わせの最初にご相談をいただいた部分はメインとなる広い敷地の造作でしたので、将来的な構想も含めて示させていただきました。
大きな規模の造成作業になりましたが、ご共感をいただき作業を進める中で、恐る恐る入り口付近の計画を後出しで出させていただいたところそれもやりましょうという事になりました。
範囲は狭いものの(狭いといっても広いのですが)ボリュームはかなりあり、ドライストーンウォーリングという特殊工法での石積みだったこともあり、以前施工した現場に案内してイメージを共有していただきました。
その作業風景もまた感動していただき、末長く愛される景観になったと思います。
工事は年をまたいで更にグレードがあがりますが、楽しみなお庭になりました。
施主様のご理解に感謝です。