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トカチのカタチ 庭十勝

十勝・帯広で庭・エクステリアの設計・施工・メンテナンスを行っています。あなたの思いをカタチにするのが得意な会社です。豊富な事例の数々はお客様の思いの結晶です。お庭のすべてをお任せ下さい。

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2020.03.16 庭縁記



屋敷林の伐採作業と防風林の芯止め作業をさせていただいております。



大きくなりすぎて菜園が日陰になるということでトドマツの伐採を。

背景に見える防風林はアカエゾマツで、高さを揃えて芯止めをしました。



ここは農家さんの敷地でもあるということで広い作業スペースが確保できたので、効率よく作業を進めることができました。



幹は一定の寸法に切って搬出します。
利用方法としては色々ありそうですが、薪として活用します。



枝はどうなるかというと、砕いて牛舎とかの敷き藁として利用されます。その後、バーク堆肥として再利用して土に還ります。

近年は、後の世代に引き継いでも困るだろうという理由で今のうちに整理できるものはしてしまうという事でこのような仕事も増える傾向にあります。
商売柄、生きている樹木を切るのは気が引けるのですが、今後の予想される台風での被害や、前述した理由により伐採も止むなしというケースも増えてくるのかなという実感はあります。
公共事業であれば、即産廃として埋められることもこれまでは多かったのですが、バイオマスなどの整備等でこういった樹木廃材等の活用が進んでいる昨今ではあります。
一粒のタネから育ったこの資源を少しでも有効に活用できたらという思いはその命に報いるという観点からも、もっと大切にされてもいいように思います。




top photo:シジュウカラ
ごくごく身近な野鳥としてご存知の方も多いと思います。
餌台の常連でもあるし、巣箱をかけるとここでは結構な頻度で利用してくれます。
窓の近くに観察用に設置した巣箱では、巣材運び、餌やり、巣立ちまで一連で披露してくれました。
人馴れもして、近くに寄ってきて喋りかけてくれます。
聞いた話では、シジュウカラは単語を組み合わせて仲間同士で意思の疎通が図れるそうな。
そういった目で、いや、耳で観察してみるのも面白いかも。
近くで見ると背中の色彩がとても綺麗なミーナの庭の常連さんです。


胸の黒いネクタイの幅が広いのがオス。狭いのがメス。


どの野鳥もそうですが、この餌やりの時期は痩せこけて、薄汚れても雛たちのために健気に甲斐甲斐しく餌を運び続けます。誰に教わるわけでもなくそうする野生はすごいですね。学習ポイントです。


巣立って間もない雛はしきりに鳴いて餌を求めます。
口の中の色がポイントらしいですね。親鳥が餌をあげたくなるようになっているそうです。
幼鳥の時期に多くの野鳥の嘴が口の中が鮮やかな色彩なのはそういった理由なんでしょうね。きっと。
「このクチバシの黄色いヒヨっこが!」は半人前の意味ですね。


ミーナの庭にて。

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